【2024旅情報】パキスタンVISA(観光ビザ)の申請方法/取得方法とコツ 〜却下されないために〜

旅情報

こんにちは。
マシャラ旅のYuseiです。

2024年現在、私は合計3回観光VISAでパキスタンに渡航しています。

今年5月上旬に申請した4回目のパキスタンVISAが今までのように発行されず、また旅仲間より以下の連絡がありました。

「パキスタンVISAがなかなか発行されず取得までに時間がかかった。」
「VISA申請後、希望した面接地での面接を求められた。」
「VISAが却下されてしまった。」

ということで今回はパキスタンVISA(観光用)の申請方法/取得方法とコツについてご紹介します。

現地の知人からの情報

パキスタン国軍と繋がりのある友人曰く、「2024年よりツーリストに対するポリシーが変更になった。それに伴い、パキスタンVISAの審査基準が変更になったためVISAが発行されない人が増えている」とのことです。公式発表されている情報ではないため信憑性は低いものの、少なくとも今年からポリシーが変更されたのは事実かと思います。

私自身も2024年5月に申請をしたものの、在日本パキスタン大使館での面接を求められてしまい、今まで通り発行がされていない状況です。前回の申請は2023年10月、そのときは問題なく発行されました。

パキスタンVISA(観光ビザ)の申請方法

2024年現在、日本人がパキスタンに観光目的で渡航する場合、観光ビザの取得が必要です。

観光ビザの申請/取得方法は以下2つの方法があります。

  1. オンラインでe-VISAを申請/取得
  2. オンラインでETAを申請/取得後、アライバルビザ(VOA)を取得

おすすめは事前にe-VISAを取得する①の方法ですが、②の方法でもスムーズにアライバルビザ(VOA)を取得できることが分かりました。

次の項目では、①のe-VISAと②のアライバルビザ、それぞれの申請方法と取得までの日数、コツなどをご紹介します。

e-VISA

申請方法

e-VISAの申請はこちらのリンク(NADRA)から可能です。

必要書類

  • パスポート

  • 過去6ヶ月以内に撮影した写真のデータ

  • ホテルの予約証明もしくは招聘状&パキスタン人ID

申請から取得までの流れ

以下が申請から取得までの流れです。

  1. 必要書類を準備

  2. リンクのサイトにてアカウントを作成

  3. ログイン後必要項目を入力

  4. 支払い

  5. VISA発行
    └不備があった場合は登録メールアドレスに連絡がある。
    (不備修正は連絡から7日以内に行わなければキャンセルになる)

取得までの日数

私自身の申請は合計4回、友人3回、お手伝いした申請2回のデータを基に申請から取得までにかかった日数と不備連絡についてご紹介します。

申請(申請日):発行日数(発行日)
└申請方法
└不備回数/不備理由(不備連絡日)

私自身の申請

  1. 申請(2021/11/21):2日後発行(11/23)

    └招聘状とパキスタン人IDを提出して3ヶ月シングルVISA申請
    └1回/パキスタン人IDの不備あり(不備連絡は申請翌日)

  2. 申請(2023/6/12):2日後発行(6/14)

    └招聘状とパキスタン人IDを提出して1ヶ月シングルVISA申請
    └不備なし

  3. 申請(2023/10/11):6日後発行(10/17)
    └招聘状とパキスタン人IDを提出して1ヶ月シングルVISA申請
    └不備なし

  4. 申請(2024/05/03):未発行
    └招聘状とパキスタン人IDを提出して1ヶ月シングルVISA申請
    └2回/訪問理由と旅程の提出が必要(5/12-日)/大使館での面接が必要(5/14-火)
    ※在日パキスタン大使館に25回電話したが繋がらず、不備から7日間経ってしまった。

友人の申請

  1. 申請(2021/11/16):13日後(11/29)
    └招聘状とパキスタン人IDを提出して1ヶ月シングルVISA申請
    └不備なし

  2. 申請(2023/07/19):2日後(7/21)
    └招聘状とパキスタン人IDを提出して1ヶ月シングルVISA申請
    └不備なし

私が手伝った申請

  1. 申請(2023/06/23):9日後(7/2)

    └私の知人が作成した招聘状とパキスタン人IDを提出して1ヶ月シングルVISA申請
    └不備なし

  2. 申請(2024/05/02):4日後(5/6)

    └ホテルの予約証明を提出して1ヶ月シングルVISA申請
    └不備なし

少ないデータから読んだ憶測ではありますが、初回申請は比較的スムーズに申請が通り回数を重ねるごとに厳しくなる、初回申請時に不備のない状態で申請することで審査に通りやすいことが考えられます。

アライバルビザ(VOA)

申請方法

アライバルビザは事前にETAの取得が必要です。
ETAはe-VISAと同様にこちらのリンク(NADRA)から申請が可能です。

必要書類

  • パスポート
  • 過去6ヶ月以内に撮影した写真のデータ

  • ホテルの予約証明

申請から取得までの流れ

ETA申請からアライバルビザ取得までは以下の通りです。

  1. 必要書類を準備

  2. リンクのサイトにてアカウント作成

  3. ログイン後必要項目を入力

  4. 支払い

  5. ETA発行
    └不備があった場合は登録メールアドレスに連絡がある。

  6. 当日空港のアライバルビザカウンターへ行き発行

ETA取得までの日数

私の知人が2024年5月にETAを発行し、5月16日にラホールのAllama Iqbal International Airportでアライバルビザを取得&入国をしています。

ETA申請から発行までに3日かかったとのことです。
ちなみに発行は日曜日でした。

申請のコツ

パキスタンVISA(観光用)を申請するにあたり、注意すべき点とコツは以下の通りです。

  1. ホテル滞在証明を提出するより招聘状とパキスタン人IDで申請した方がスムーズ。
    └数年前より、ホテル滞在証明を提出して却下された事案を数件確認しています。

  2. ホテル滞在証明を提出する場合は、外国人が宿泊可能なホテルを予約する。
    └パキスタンのホテルでは、外国人を宿泊させる際許可が必要なため、無許可で予約しても外国人宿泊不可のホテルが多くあります。

  3. 現在、申請から発行まで10日程度かかる、または面接に呼ばれるといった話をよく聞くようになりました。観光ビザの有効期間は発行から3ヶ月ですので、余裕を持って申請するようにしましょう。

  4. 面接地は最寄りの大使館を入力する。
    └面接地を在日パキスタン大使館にすると申請が通りやすいというような話がありますが、信憑性はありません。私は今回バングラデシュ滞在中に申請し、次の渡航国がネパールだったにも関わらず在日パキスタン大使館を面接地に指定したことで帰国を余儀なくされました。

  5. 渡航歴にパキスタンと仲の悪いインドがあっても審査に影響はない。

今回はパキスタンVISAの申請と発行に関してご紹介しました。
審査が厳しくなっているとはいえ、段階をきちんと踏んで申請をすれば取得はそんなに難しくないのかなと感じました。

パキスタン旅を推奨しているわけではありませんが、私たちのイメージをいい意味で覆してくれるパキスタンを、多くの人に訪れてもらいたいと心から願っています。

それではまた次回。

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