【2021旅行記】アラアルチャ国立公園でトレッキング/ビシュケクからの行き方(#29 中央アジア)

キルギスタン

こんにちは。
マシャラ旅のYuseiです。

前回の記事まで滞在していたジャララバードを離れて、キルギスタンの首都ビシュケクに戻ってきた。
いつの間にかビシュケクは肌寒くて少し寂しい秋になっていた。

▶︎2024/09/30

今日はアラアルチャ国立公園に行く。
ビシュケクから車で片道1時間くらいで行けるトレッキングスポットだ。
私はトレッキング初心者で、今回の旅のアルティンアラシャンが人生初のトレッキングだった。そのトレッキングがあまりにも面白かったからか、帰国前にもう一度どこかでトレッキングをしたいと思っていた。

キルギス人の友人に聞いたらビシュケク近郊にもトレッキングスポットがいくつかあるらしい。ということでその1つであるアラアルチャ国立公園に行くことにした。

アラアルチャ国立公園

アラアルチャ国立公園(Ala Archa National Park)

天山山脈にある国立公園。公園内を流れるアラ・アルチャ川にちなんで名付けられた。
公園内には4500mを超える山がいくつかある。
ユキヒョウやマーモットといった珍しい動物が見られる。

アラアルチャ国立公園はビシュケクから南に車で約1時間のところにある。
国立公園内を軽くハイキングしたり、10kmくらいのトレッキングをしたり、さらに奥まで行くと登山も出来る。

キルギスタンで売られているlegendというミネラルウォーターは、このアルアラチャの水を使っているらしい。

場所はこちら

アルアラチャまではマルシュやバスはなく、タクシーをチャーターするか現地のツアーに参加することになる。

現地の人たちはツアーをインスタで探すらしいのだけれど、キルギス語で読めないし集合場所もとてもわかりにくいので、私はタクシーをチャーターした。

アラアルチャ国立公園トレッキング

ここのトレッキングコースは初心者向けらしい。

ちなみに私はこれまでスポーツを何もしたことがなく、仕事もデスクワーク、筋トレなどもしていない。
結論を言うと、結構きつかった。

コース自体は難しくないのだけど、それなりの体力が必要だと思う。国立公園に入り、左の道を10kmくらい歩くと滝がある。ここが初心者向けトレッキングルートの目的地。
今回はその滝を目指すことにした。

これはトレッキングコース入り口近くの川。川の水が青色に見えて綺麗だった。
ハイキングだけなら、この川沿いを歩くのが良いと思う。
キルギスタンはちょうど秋になったので木の葉が黄色や赤に紅葉している。

この綺麗な景色を見ながらだったら10kmあっという間に歩けると思った。
しかし出発早々、早速道に迷い岩が大量に転がっているところを通る。Maps Meを使えば正しい道が出てくるのだけど、Googleマップはこの岩場を案内した。

たぶんここは雨期に川になるところだろう。岩の上を飛ぶように歩き、なんとか正しい道に戻った。正しい道に戻ってすぐ、絶景スポットがあったので撮影。

アラアルチャもそれなりに標高が高い。5kmくらい歩いたところから、だんだん疲れが出てきて苦しくなってきた。

後ろからカザフスタン、キルギスタン人の男女3人組が追いついてきた。年齢も近く英語もできたので、彼らと一緒に滝を目指すことにした。アラアルチャトレッキングはこれが3回目らしい。とても心強い。

彼らと歩き始めてからは、割と早かった。あっという間に滝が見えるところまできた。
が、滝が見当たらない。そこにあるのは岩壁だけ。
いや違う。ちょうど今は乾季の時期らしく、水道の蛇口を捻ったような水しか流れていなかった。

ちょっとショックだったけど仕方ない。
彼らとチョロチョロ流れる滝の前で記念写真。

キルギス人は本当に日本人と顔が似ている。

彼らはここでご飯を食べてゆっくりしてから下山するらしいが、今にも雨が降りそうなので私は先に下山することにした。下山し始めて早速雨が降ってきた。山の天気は本当に変わりやすい。

標高の高い山々と曇天。少し不気味だった。

帰り道は、行きのときに道を間違えて通れなかった道を通った。
そしたら、蟻の横断歩道があった。かわいい。

この蟻の横断歩道から麓まではそんなに遠くないし平坦な道が続くので、あっという間に麓に到着。

チャーターしたタクシーの運転手が待っていてくれ、そのままビシュケクに戻った。


ちなみに、滝の水は飲めるらしく、実際に飲んでみたのだが美味しかった。
アラアルチャのトレッキングについてはYoutubeにも載せているので、ぜひそちらも観てほしい。

これで2021年の中央アジア旅は終了だ。
それではまた次回。

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