▶️2021/08/16
こんにちは。
マシャラ旅のYuseiです。
前回、体調を崩しながらアルティンアラシャンからカラコルまで車で下山し、途中で交通事故に遭ったときの様子をお伝えした。
カラコルのホテルで数日間休息をとり完全に回復したので、今回はカラコルからほど近い観光地「ジュティオグス」を訪れる。
ジュティオグスには奇岩Seven Bulls Rockがあるので、カラコルまできた観光客はそこを訪れることが多い。
ジュティオグス
ジュティオグス(Jeti Oguz)
キルギスタン第4の都市カラコルからマルシュルートカ(乗合バス)で約30分のところにある街。
大きな岩山「Seven Bulls Rock」があるため、観光客がたくさん訪れる。
カラコルからSeven Bulls Rockまで

カラコルからSeven Bulls Rockまでは、マルシュでジュティオグスまで行き、そこからタクシーを使う。
まずカラコル市内のアクチレク・バザール内にあるマルシュ乗り場でジュティオグス行きのマルシュを探すことになる。355番のマルシュがジュティオグス行きだ。
番号が書いてあるのでキリル文字が読めなくても、まず迷うことはないと思う。
料金は30ソム(2021年夏のレートで約39円)。
2022年にはほとんどのマルシュやバスの運賃が値上がりしているので、もしかしたらジュティオグス行きのマルシュも値上がりしているかもしれない。
30分ほどでジュティオグスに到着した。
マルシュは基本的に降りたい旨を伝えればどこでも止まってくれるのだけど、ジュティオグスに行く観光客はSeven bulls rockが目的なので、適切な場所で運転手さんが教えてくれることも多い。
マルシュで降りたらタクシーを探す。
メーター制ではないので、ぼったくりに注意をする必要がある。
そういえば、東南アジアに比べてキルギスタンはぼったくりが少ないような気がする。
私が声をかけたタクシーは片道150ソム(約195円)だった。
マルシュを降りてから30分もかからずSeven bulls rockに到着した。
Seven Bulls Rock

Seven Bulls Rock
Seven Bulls Rockは日本語に訳すと「7頭の牛の岩」。
大きな岩山で、岩の形が7頭の牛に見えるらしい。
道路を挟んだ反対側に小さな丘があり、そこから眺めるSeven Bulls Rockが一番美しい。
これは丘の頂上への道。

タクシーはこの丘の入り口で降ろしてくれる。
その時点で大きな岩山が見えているのだけど、そこから5分くらい小さな丘を登るともっと美しい岩山を見ることができる。

この観光地自体そんなに大きくないので1日かけて行くところではない。
半日あれば十分だ。でも本当に大きく不思議な形をした岩山なので、ここに行く価値はある。
どんなふうにこの岩山ができたのかはわからないけれど、大きな岩が雨や風で少し風化してこの模様・形を作り出しているのだろう。
波を描くように彫られた岩山の線がとても美しい。
アルティンアラシャンの岩の色は灰色だったがこの岩は赤褐色だから、マルシュで約30分というこんなに近い場所でも成分が違う。
カラコルへの帰り道

帰り道、遊牧民の国らしい光景を目の当たりにした。
公道をたくさんの羊が横切っている。
タクシーはクラクションを鳴らしながら、ゆっくり進む。
なかなか面白い光景だった。
ちなみに帰りのタクシーは100ソム(約130円)だったので、行きのタクシーは交渉次第で安くなったかもしれない。
来たときと同じマルシュ(30ソム)でカラコルに戻り、行きつけとなったカラコルコーヒーに行った。
ジュティオグスはカラコルから気軽に訪れることのできる観光地だから旅の計画をしている人も多いと思う。アクセスも難しくないのでぜひ訪れてほしい。
今回の内容はYoutubeに載せているのでぜひそちらも確認してほしい。
次回はカラコル名物アシュリャンフーの話をしようと思う。
それではまた次回。
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