こんにちは。
マシャラ旅のYuseiです。
前回、ソンクル湖滞在についてご紹介した。
そのあと実はカラコルに再び戻りのんびりしていた。
▶️2021/08/31
さて、今日8/31はキルギスタンの独立記念日だ。1991年の今日、ソビエトからキルギスタンが独立した。どうやら、先々週に行ったチョルポン=アタで独立記念のイベントをやるらしい。
ということで、カラコルから再びチョルポン=アタに行くことにした。
カラコルからチョルポン=アタへの行き方
簡単にチョルポン=アタまでの行き方をご紹介する。
カラコルのマルシュ乗り場からビシュケク行き、もしくはチョルポン=アタ行きのマルシュが出ているのでそれを利用する。
今回はビシュケク行きに乗り、チョルポン=アタで途中下車することにした。
料金は一人350com(約455円)。若干高いが仕方ない。
独立記念イベント
前日の8/30にチョルポン=アタに到着した。
前回来たときとは気候がだいぶ変わり、少し肌寒かった。
たった数週間の間に、常夏のビーチリゾートは静かになっていた。
さて、肝心の独立記念イベントなのだけれど、チョルポン=アタにある大きなスタジアムでコクボルというスポーツをやるらしい。
スポーツには全く興味がないが、せっかくなので明日行ってみようと思う。
キルギスタンの国技コクボル
コクボルは、馬に乗ってボールに見立てた羊を奪い合うスポーツで、キルギスタンの国技である。

ウズベキスタンやタジキスタン、アフガニスタンにも同じようなスポーツがある。
アメリカ映画「ランボー3 怒りのアフガン」にも登場するスポーツだ。
羊のボールをラグビーのように奪い合い、大きなゴールに入れたら点数が入るらしい。
とても怪我が多いスポーツである。
独立記念日当日
チョルポン=アタのスタジアムは、中心地から少し離れているのでタクシーを使って行く。
スタジアムの入場料はたったの100com(約130円)だったが、チケット売り場の警察に「俺にも100com払え」と言われた。
もちろん、払う必要などない。キルギスタンの警察は本当に賄賂要求が多いので困る。
入場すると、鷲と一緒に写真を撮れたり、ご飯屋さんがたくさんあったりとお祭りみたいで楽しい。

早速コクボルの試合を見ることにした。
選手入場

馬に乗ったキルギスタンとウズベキスタンの選手たちが入場する。
今回の試合にはキルギスタン、ウズベキスタンの他にタジキスタン、カザフスタンが参加しているらしい。
選手入場のときにかかる音楽、トレーニングされた馬に乗った屈強な選手たちといい、とてもかっこいい。
試合開始
イベントの司会者?実況者?が本当にユニークで面白い。
何を言っているか全くわからないものの、実況が日本とは全然違う。
さて、試合だが、困ったことにどっちがどっちの国かわからない。

試合開始して5分ほどで1点が入った。
スタジアムの盛り上がり方を考えると、ゴールを決めたのはキルギスタンのチームだろうが、どちらが点数を取ったかは最後までわからなかった。
面白いことに、ゴールが決まりそうなときスタジアムの盛り上がりがない。
本当に、みんな静かだった。
コクボル以外にも・・・
コクボルの試合と試合の合間には、さまざまなイベントが行われる。
犬の速さ競争、鷲を使った狩りなど。
コクボル以外のイベントには中央アジア以外からの参加国も多く、アメリカ、パキスタン、ブラジルなどの国旗も掲げられていた。
キルギスタン滞在中、独立記念日と日程が被ったらぜひチョルポン=アタを訪れてみてほしい。
明日はビシュケクにもう一度戻る予定だ。
今回の内容はYoutubeにも載せているので、ぜひそちらも見てほしい。
ではまた次回。
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