こんにちは。
マシャラ旅のYuseiです。
前回の投稿ではペシャワールについて紹介した。
▶︎2022/01/09
私たちはアフガニスタン国境から50kmに位置する街ペシャワールに向かった。
今日はペシャワールを日帰り観光する。
ペシャワールのチャイ屋さん

ペシャワールの街を歩いていると、小さなチャイ屋さんがたくさんある。
伝統的なチャイのポットがすごく可愛い。
少し欠けたカップにも味がある。

ちなみにパキスタンチャイは、インドチャイとは少し違う。
スパイスが効いたものは少なく、とにかく甘いロイヤルミルクティーのような感じだ。
ペシャワール旧市街とSethi House

ペシャワールの旧市街地は、どこかヨーロッパのような雰囲気の建物が多い。
イギリスの植民地時代に建てられたのだろうか。
この旧市街地にはSethi House という場所がある。名前の通りSethi(セティ)さんの家、邸宅だ。
Sethiとは
セティ家はパンジャブ出身のヒンドゥー教徒で、19世紀初頭にペシャワールに移住。
ロシアや中央アジアと繋がりがあり、国内外で貿易事業を行う傍ら、ペシャワールで福祉事業に力を入れていた。
邸宅は木造で、ウズベキスタン・ブハラの伝統的な建築からインスピレーションを受けて設計されている。完成したのは19世紀後半なので、今から150年くらい前だ。
美しい木彫りの装飾、地下室、上層階、大きなホール、噴水など、見事な建物である。
建物内を写真撮影する場合、入場料の他に写真料・動画料がかかるのだが、動画は日本円で1万円以上したため断念。写真だけ撮ることにした。
こちらは建物内のステンドグラス。

ステンドグラスや壁の装飾はもちろん、天井も美しい。
ペシャワールは砂漠ではないが乾燥していて少し砂っぽいので、窓から差し込んだ光が空気中の粒子に反射して美しく見える。

こちらは建物内にある井戸。

2階からも水を汲めるようになっているのでかなり深い。

ここは地下室。
石造りでかなり豪華だった。ホールになっていたので寝室ではなさそうだ。
子どもたちに囲まれて

Sethi houseを出たところで、子どもたちに囲まれた。
旧市街地は車通りも少ないので子どもたちの遊び場になっているらしい。彼らの目は黒でも青でもなく金色だった。
遺伝的にこの地域の人々には金の目を持っている人がいるらしい。目の色で区別するのはどうかと思うが、正直少し神秘的だった。
有名なレストランでチキンカラヒを食べる
ペシャワールには、旅人にも現地の人にも人気のレストランがある。
パキスタン料理チキンカラヒを食べるために、そのレストランにやってきた。
場所はこちら
ペシャワールに行ったらぜひこのレストランを利用してほしい。
確かにこのレストランの料理は美味しいのだが、それ以上に店員さんが素敵なのである。
日本人はやっぱり珍しいらしく、なんと厨房に案内してくれた。
チキンカラヒがどうやって作られるのか、色々詳しく説明してくれる。

この写真はその時に撮影したもの。この柄のない鍋のようなもので作る。
オーナー曰く、このレストランのカラヒは世界一美味しいらしい。

本当に良い経験をさせてくれた。
このレストランはもちろん、ペシャワールの様子はYoutubeにも載せているので、ぜひそちらもチェックしてほしい。
ペシャワールからラーワルピンディに帰ってからの数日間は特に観光はしていないので、次回のブログは数日開くことになる。
ではまた次回。
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