【2022旅行記】ラホールで新年を迎える(#007パキスタン)

パキスタン

こんにちは。
マシャラ旅のYuseiです。

前回は、ケウラ岩塩鉱山近くにあるカタス・ラジ寺院を訪れたときの様子を紹介した。
体調が悪い中ではあったけれど、岩塩鉱山とヒンドゥー教寺院見学を楽しむことができた。

▶︎2021/12/31

すでに辺りは真っ暗だけれど無事にラホールに到着した。さて、今日は大晦日ということで年越しだ。

せっかくなので大きな年越しイベントがあったら参加したいところだけれど、人が多く集まるところはテロのリスクがあるので避けたい。
よく聞いてみると、イスラム教の新年は1月1日ではないから、この年越しはそこまで大切ではないらしい。ということでレストランで年越しをすることにした。

ラホールでやっと見つけたホテルとトラブル

友人らが予約しておいてくれたホテルに向かう。しかしここでトラブルが発生した。

宿に到着し部屋に案内される。部屋は日本人・パキスタン人の友人らと同じ部屋である。
パキスタンで数人が狭い部屋で一緒に宿泊するのはよくあることだからそれは問題ないのだけれど、すでに部屋に誰かがいる。しかも目つきが怪しい。

友人らとどうしようか話し合っていると、廊下で大きな物音がした。金属のドアを破壊するようなそんな音だった。その音が何度も何度も鳴り響いている。
その音を聞いて全員意見が一致。まだ支払い前だったから足早にその宿を脱出した。

ちなみに、パキスタン人の友人の1人は護身用のナイフを懐に入れていた。何事もなくてよかった。
大晦日ということもあり、なかなか宿が見つからなかった。何軒のホテルに確認しに行っただろうか。

パキスタンでは外国人が宿泊できないホテルも多い。これでは埒が明かない。
いつになっても見つからないので、パキスタン人の友人がラホールにいる友人に相談し、その友人がホテルを経営している友人を紹介してくれた。

つまり、私の友人の友人の友人のホテルだ。
パキスタンで繋がりというかコネは本当に大切だ。金よりコネで解決できる国である。
困ったことがあっても、必ず解決できる。

ということで今回宿泊するホテルはここだ。

レストランで年越し

2022年はこのレストランで迎えることにした。
パキスタンはディナーの時間が日本より遅く、早くて21時くらい。

この時すでに23時だったが、レストランは比較的空いていた。
このレストランは屋外。12月のラホールは少し肌寒いくらいなので屋外でも問題ない。

注文したのはパキスタンカレーとナン。大体どのレストランに行ってもこの組み合わせを注文する。

写真を見て分かる通り、結構油をたくさん使っているので食べ過ぎると消化できずに大変な思いをするので注意が必要。
注文してから40分くらいで提供された。あっという間に年越しまであと10分だ。

カウントダウン

私たちがイメージする「年越し」はカウントダウンをしてみんなでお祝いをするものだ。
しかし彼らはカウントダウンはしなかった。席に座って「あ、年が明けたね」といった感じ。

パキスタンではAK-47というライフル銃を打って新年を祝福するらしく、いろいろなところで銃声が聞こえた。祝砲に紛れて乱射事件が起きても、気がつかないかもしれない。

しかも祝砲は実弾を使う。たまに祝砲の流れ弾で人が負傷するらしいので恐ろしい。
パキスタン人の友人は、静かに年越しをする方が好きだと言っていた。

ぜひ日本の年越しも経験してほしいものだ。


次回は新年にラホールを散策したときの話をしようと思う。
それではまた次回。

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